こんにちは。
冠婚葬祭・ビジネスで知って得するマナーの情報、
学べる講座を紹介する
マナーセンスアップ情報局 広報担当MACHIKOです。
今日は上座、下座を判断する基本的な知識を取り上げます。
上座、下座というと、応接室での席順や結婚式での
席次などを想像されるかもしれません。
いわゆる、誰がどこに座るか?ということです。
昔は身分制度がはっきりしていたので、
誰がどこに座るかは厳格に決まっていました。
しかし現代の日常生活の中ではあまり気にしない方も
増えてきたように思われます。
ですが、ビジネスの世界では、敬語同様に、
相手に敬意を表すため、または来客に対しての
もてなしの意味もあり、重要視されています。
また、日常生活でも、誰がどこに座るのかを
気にする方、気にしない方と様々な方々と
お付き合いをしていかなければなりません。
このような場合、席次の基本的なことを
知っていれば、相手に対して不快な思いを
させなくて済むかもしれませんね。
では、上座とはどんな席でしょう。
洋間では
基本的に入口から一番遠い席が一番上席
とされています。
だだし、
その部屋の窓から素晴らしい景色が見える。
立派な絵画が飾ってある、というように、
何か来客の目を楽しませるようなものがある場合は
この限りではありません。
景色や絵画、お客様の目を楽しませるものが
見える席が上席となります。
また、一人用の肘掛け椅子と
長椅子が置いてあれば、長椅子のほうが上席です。
何で?と思う方もいるかもしれませんね?
実は私もそうでした。
昔の私の一人用の肘掛け椅子のイメージは、
社長さんやマフィアのボスが葉巻をくわえて
ドッカと座っている印象が強かったので、
長椅子の方が上席と聞いても、ピンときませんでした。
ですが、由来を聞いてなるほどと思ったものです。
さてその由来とは?
その昔、ローマ時代の王様が寝椅子として
使っていたものが長椅子になり、
家来が座っていたスツールがひじかけ椅子になっている、
というルーツがあるからだそうです。
この話を思い出すたびに、
つい、寝そべって話を聞く王様と
固そうなイスにカチンコチンで座っている
家来の図を想像してしまいます。
というわけで、基本的には長椅子が上、
一人用の肘掛け椅子の方が格下となるわけです。
では、和室の場合はどうでしょう。
和室の場合は床の間を中心に考えます。
床の間の前が上座です。
席次については、そこがどこなのか?
一緒にいるのが誰なのか?
何人いるのか?
どういう集いであるのか?
などにより、変わる場合もありますが、
上記の最低限を心得ておけばひとまず安心です。。
さて、席次のマナーについて、
もっと詳しくお知りになりたい方、朗報です。
私が学び、現在お世話になっている
トータルマナー株式会社 関西作法会で行なわれている
“心のおしゃれ講座”の平成25年度3回目のテーマが
まさに「席次のマナー」となっています。
平成25年度 第3回「~心得ておきたい席次のマナー~」
■日 時 :平成25年9月28日(土)13:30~15:00
■受講料 :525円(消費税込)
■会 場 :関西作法会 第一教室
■講 師 :トータルマナー株式会社講師 市川 蓉子
市川先生は私もお世話になっています。
豊富な人生経験の中から、テーマにそった経験談を
たのしくお話しくださいます。
お時間とご都合があえば、是非お越しくださいませ。
詳しくはコチラをご覧ください。
お問い合わせお申し込みは
トータルマナー株式会社
兵庫県西宮市南昭和町5-15
info@manner.co.jp
0798-65-2134
今回も最後までお読みいただきましてありがとうございます。